旅する音楽「Waltz of the Rain 2015」

 Waltz of the Rain 2015ー湯布院 旅する音楽ー

小さな声に耳を澄ませ、小なさ光に目を凝らす。静かな静かな湯布院で、
目には映らない輝きに心を傾け、”気づきと学び”を共有する穏やかな時間が「旅する音楽」です。今年は、お馴染みアルテジオのミュージアム・ステージとマルシェ・エリアが加わります。カフェ・ステージでは、ライブはもちろんワークショップも。
マルシェ・エリアでは町内のパン屋やドーナッツ、オリジナルカレーといった食のブースが出展いたします。

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新緑が本当に素晴らしいこの時期にどうぞ湯布院へお立ち寄りください。









緑色の香り

皆様こんにちは、客室係の宮瀬雄士と申します。

最近、全国的に気温が上がっていますね。湯布院でも風が夏の香りを届けてくれています。

そんな中、当館にもあるものが届くようになります。それは新茶です!!
私事ですがこの時期になると、子供の頃祖父母に混ざってお茶摘みをしていた事を思い出します。

山荘無量塔でお出ししているお茶は、創業280年の10代目当主が構える大分県杵築市の「とまや」さんから買付けております。とまやさんは茶園より仕入れた茶葉を店舗奥にある工場でこだわりのお茶に仕上げているとのことです。
私ども客室係は以前、実際にとまやさんの元でお茶の美味しい淹れ方について勉強させて頂きました。
当館では、その時の経験を活かした美味しいお茶をご用意してお待ちしておりますので1つの楽しみにしてお越し下さい。お待ちしております。

次回はTan's barの荒木がお届けいたします。


山の守神!無量塔の守神


皆様こんにちは!
如何お過ごしですか?
湯布院は、新緑が清々しく爽やかな風が吹き抜ける良い季節を迎えました。
今回は、営業企画 内藤順子がお届け致します。

私が紹介させて頂きますのは、皆様の目には絶対に触れる事の無い
宿の裏山にあります由布岳と同じ形をした岩を祀った祠です。
いつの時代の物か、何の為に祀られたのかも分かりませんが、
私なりに、山の怒りを鎮める為か、或いは山の恵みに感謝をして祀られた物なのかと
思いを巡らせます。
今では忘れ去られて荒れ放題ですが、私はそっとお参りをする事があります。
そこは、やはり神聖な場所で、立ち入ったら何か厳かで気が安らぎ落ち着きます。
パワーを感じ、私共の宿もこの神様に守られているのではないかと思わされます。

毎日、仕事に家事・子育てと頑張っておいでの皆様
神が宿るこの無量塔の森へ遊びに来ませんか!
そして、少し羽を休め一息ついて元気を取り戻して下さいね!
心よりお待ち致しております。

次回は、結婚間近で幸せ一杯のサービススタッフ 宮瀬雄士がお届け致します。



「手見足聞」


皆様こんにちは、山荘無量塔 支配人の木部でございます。

毎回毎回スタッフにより、無量塔での小さな出来事や季節の移り変わりなどをご紹介させて頂いておりますが、意外とご覧になっている方が多いのにびっくりしています。いつも本当にありがとうございます。

さて今回は無量塔にある備品をご紹介したいと思います。
無量塔には先代の選んだ絵画や骨董などがいくつかございますが、ここにご紹介するのは私が支配人になって初めて購入させて頂いた一品です。
柳宗悦や濱田庄司らとともに民芸運動で活躍した陶芸家・河井寛次郎による書、
「手見足聞」です。
寛次郎は他に「手考足思(しゅこうそくい)」という言葉も残していますが意味合いは同じかと思います。手で見て足で聞く。普通は見るのは目で、聞くのは耳です。この言葉は足で蹴って轆轤を回す蹴轆轤を使って作陶していた寛次郎ならではの言葉だと思います。頭だけで考えるのではなく、手や足など五感で感じることを大切にしてものを作ることの大事さを説いた言葉でしょうか。これは意訳かしれませんが、私はこの言葉を聞くと「常識に囚われるな」と言っているようにも聞こえます。仕事で何か新しいことにチャレンジしようとすると、「今まではこうだった。」とか「他所の旅館ではこうやっている」などと過去の慣習や常識に囚われて上手くいかないことが少なくありません。そんな時、常識に囚われずに全くのゼロから物事を考えると意外と今までにない斬新なやり方が思いついたりするものです。
「手見足聞」。これからも無量塔は良いところは残しつつも常識に囚われずにどんどん新しいことにも挑戦していきたいと思っていますのでどうぞご期待ください。

それでは長くなりましたが、次回は企画広報の内藤がお届けします。
新緑の5月。私の誕生月ということもあるのですが1年で私が最も好きな季節です。爽やかな風が吹く由布院へぜひ遊びにいらしてください。そして6月・7月は1年のうちで最も閑散期と言われています。閑散期というと敬遠される方もいるかもしれませんが、お客様が少ないということはいつもは人でごった返している町中ものんびりと散策ができるということです。また時期が良ければ蛍の乱舞も楽しめます。湯布院は人が多くて嫌だと思っているお客様はぜひ、6月、7月を狙ってお越しください。スタッフ一同、心よりお待ちしております

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無量塔

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